韓国ドラマ『緑豆の花』朝鮮激動の時代、運命に翻弄される兄弟の物語が描かれた歴史ドラマ

『韓国ドラマ「緑豆の花」あらすじ・感想 ユン・シユン チョ・ジョンソク ハン・イェリ・おすすめ★☆☆ 時間があったら!
韓国ドラマおすすめ度★☆☆

チョ・ジョンソクユン・シユンW主演!19世紀後半、日清戦争にもつながる農民たちの革命の中で、懸命に生きる2人の兄弟の運命は・・・実力派キャストで描く骨太時代劇ドラマ!

1894年の甲午農民戦争(東学の乱)が描かれているドラマ。反乱・侵略の話が入っているので毎回戦いがあり、それもかなりの人が死ぬので正直重たい話です。甲午農民戦争について全く知りませんでしたが、ドラマを見てこの時代のことも少し調べてわかることもあったので歴史を知れるきっかけにはなりました!内容は重たいですが、演技派のキャストで緊張感もあり面白かったです。歴史ドラマとして面白かったものの苦しいポイントも多くおすすめ度は低くしましたが、歴史ドラマ好きにはおすすめ作品です〜!

あらすじ
19世紀末の朝鮮。欲深く出世のためには不正もいとわない役人を親に持つペク・イガン(チョ・ジョンソク)は庶子として蔑まれ、父親の汚れ仕事を手伝ってきた。一方、腹違いの弟で嫡子のイヒョン(ユン・シユン)は、父親の期待を一身に背負い、日本留学を終えて科挙受験の準備中であった。ある日、日易商人のソン・ジャイン(ハン・イェリ)は商売のためにイガンたちの村を訪れる。そんな中、チョン・ボンジュン(チェ・ムソン)ら東学教徒が結成した反乱軍により、民乱が勃発。ペク家は落ちぶれ、イヒョンは討伐隊の兵士に、イガンはボンジュンとの出会いを通じて反乱軍の義兵となり…。

韓国ドラマ「緑豆の花」あらすじ・感想 ユン・シユン チョ・ジョンソク ハン・イェリ

汚職役人の長男ペク・イガン(チョ・ジョンソク)は父親の命令に従い町で汚れ仕事をしていて「あれ」と呼ばれています。父の汚れ仕事をしているのも庶子だから。父は一族の出世を夢見て夢を実現しようとし、その弊害になる人をイガンに処理させるのです。母はぞんざいに扱われ、自分も人として扱われないイガン。そんな中ボンジュンと出会い、反乱軍の一人として人生を歩み出します。
このドラマはチョ・ジョンソクさんがかなりいいジョンソクさんってどのドラマに出てもその役柄への馴染み感がすごいし、どれもかっこいい。顔はもちろんなんですが、なんというか人情的なところの演技が上手でファンになるしかない!!不器用だけど、情に厚く、身分の差のない世界、愛する人、自分たちの国への強い想いを持つイガンを演じています。

韓国ドラマ「緑豆の花」あらすじ・感想 ユン・シユン チョ・ジョンソク ハン・イェリ

イガンの弟で嫡子のイヒョン(ユン・シユン)は学業に励み、日本に留学までし、科挙試験に挑みます。心優しく、家族の中でも唯一イガンを慕い優しく接します。父親の期待を背負って役人街道を目指すも、時代に飲まれながら両班との身分の差を痛感し困難に合い、現状への不満・復讐を込めて改革への思いを抱く中イヒョンは変わって行きます。
イヒョンはお坊ちゃまで優しい性格の持ち主だったのに変化の中で立場や思考を変え、復讐のため一人戦っていきます。が、なかなかのキャラクターだったのでそんちゃんは好きになれず…ユン・シユンさん、この役受けたんだな〜新境地。と思いましたが切れ長の目や背格好がぴったりでした。

ドラマは歴史の中でこの兄弟の対立をメインにストーリーが描かれています。

韓国ドラマ「緑豆の花」あらすじ・感想 ユン・シユン チョ・ジョンソク ハン・イェリ

商人のソン・ジャイン(ハン・イェリ)は取引のために訪れた村でイガンに出会い、最初はお互い印象が良くないものの、次第に惹かれあっていきます。ここでもまた、イガンとシャインは立場の違いに悩まされていきます。
ハン・イェリさんの凛とした感じが商談の緊張感とか、戦いの辛さとかの表現とマッチしていてよかったです!芯の強い女性を演じています。

韓国ドラマ「緑豆の花」あらすじ・感想 ユン・シユン チョ・ジョンソク ハン・イェリ

東学農民運動を導いた民衆の英雄チョン・ボンジュン(チェ・ムソン)は緑豆将軍と呼ばれ、役人の不正で苦しむ民を救うために反乱を起こします。

韓国ドラマ「緑豆の花」あらすじ・感想 ユン・シユン チョ・ジョンソク ハン・イェリ

両班の妹でイヒョンの婚約者ファン・ミョンシム(パク・ギュヨン)。イヒョンを慕い、イヒョンの苦しみに寄り添おうとするも…という感じ。

韓国ドラマ「緑豆の花」あらすじ・感想 ユン・シユン チョ・ジョンソク ハン・イェリ

ミョンシムの兄であり両班のファン・ソクジュ(チェ・ウォニョン)は妹思いでイヒョンの師。イヒョンはソクジュを尊敬していたのだが、ソクジュの思想の変化と共に関係が難しくなっていきます。

韓国ドラマ「緑豆の花」あらすじ・感想 ユン・シユン チョ・ジョンソク ハン・イェリ

イガン、イヒョンの父、ぺク・マンドゥク(パク・ヒョクグォン)は悪徳名高い地方の役人。自分の地位が高くなり、お金と権力にしか目がない悪い人。終始悪役でした!笑

時代劇は相変わらず登場人物が多く紹介しきれない〜!
時代劇お馴染みの役者さんはもちろん元TEENTOPのビョンホン君も出ています。この役も切なかった。東学の乱が描かれた前半、日清戦争が描かれた後半、壮絶な時代なだけに切ないシーンが多かったです。その切ない演技にソンちゃんが感情移入しまくったのがイガンなんです〜。

韓国ドラマ「緑豆の花」あらすじ・感想 ユン・シユン チョ・ジョンソク ハン・イェリ

もうほんとにかっこいい!男の中の男!산남자!という感じ。チョ・ジョンソクさんはこの作品で2019年SBSの演技大賞最優秀賞を取ってます☆

韓国ドラマ「緑豆の花」あらすじ・感想 ユン・シユン チョ・ジョンソク ハン・イェリ

なかなかラブの少ないドラマでしたがこのブランコが一つのポイントに。押して〜というジャギョンに文句言いながら押してくれるイガン。キュンです。

歴史背景やその当時の韓国についてあまり知らないそんちゃんでしたが、ある程度ついていけるほどしっかり描かれているドラマでした。日本人として見ると辛い部分もありますが。豪華キャストとスタッフで制作されただけあるドラマでした!OSTはJYJのジュンスが歌ってます!歌上手い〜!

制作:2019
演出:シン・ギョンス『六龍が飛ぶ』『根の深い木-世宗大王の誓い-』/キム・スンホ
脚本:チョン・ヒョンミン『鄭道傳〈チョン・ドジョン〉』
出演
チョ・ジョンソク:『最高だ、イ・スンシン』『ああ、私の幽霊さま』『嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~』『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』『賢い医師生活』
ユン・シユン:『製パン王キム・タック』『不滅の恋人』『親愛なる判事様』
ハン・イェリ:『六龍が飛ぶ』
パク・ギュヨン:『サイコだけど大丈夫』

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