韓国ドラマおすすめ度★★☆
コ・ス、オム・ギジュン主演!医師としての使命、それぞれ個人が抱く葛藤、命か利害かの対立を描くメディカルドラマ。
医療ドラマでは医師の苦悩みたいなところがしっかり描かれていて手術シーンも多いです。このドラマ最後まで、敵か味方かわからずどっちなの!?とハラハラ要素もあります!
簡単なあらすじ↓
患者の生命を第一に考える胸部外科医のパク・テス(コ・ス)は、大学病院で普通1~2年で終わるフェロー(研究員)生活を4年も続けている、まさに“フェロー奴隷”だ。彼には心臓を患っている母親がいるが、母親の手術と医師としての信念の間で葛藤する。そして、テスの生殺与奪権を握っているのが胸部外科の教授チェ・ソクハン(オム・ギジュン)だ。彼は実力がありながらもエリート教授たちに使いたい放題に使われていた。そんなソクハンに出世のチャンスが来たことで2人は対立していく…
コ・スさんといえば韓ドラ好きな方はみなさん御存じ!なお方でしょうか?
ソンちゃんは時代劇の印象が強かったので現代ドラマなんだか新鮮でした!
韓国だけではなく、日本にもありそうな、大学病院派閥問題。こちらの病院でも絶賛勃発です。笑
テスは地方の大学出身(この時点で大学病院では厳しそう汗)。
4年前にある手術で教授の医療ミスを指摘してしまい、実力があるにも関わらずフェロー生活も長く送り、昼夜問わず働きます。
休みの日はバイトに行き、働きまくっている理由、、、それは血はつながらないけど心で繋がっている母親の手術費を捻出するため。胸が苦しくなります・・・
テスは目の前にいる患者さんの命を救うことを第一に、さまざまな問題にぶつかりながら向き合っていきます。
テスの上司にあたる胸部外科教授チェ・ソクハン(オム・ギジュン)。
オム・ギジュンさんは『被告人』の時の演技が衝撃でした。俳優さんと思っていたら本来はミュージカル。4人組「オムユミンボム」で活躍されてますね!とってもお茶目で印象が全然違いました!今となっては2足のわらじですね。
チェ教授は彼は実力がありながらも他の教授たちにいいように使われていて、「なんでこの病院にいるのかな?」と思っていたらそこにはギジュンと前院長との間に出来事があり、ギジュンには辛い過去があることが徐々に明らかになっていきます。
尊敬する父の後を継ぎ、胸部外科を選択した留学帰りの準教授ユン・スヨン(ソ・ジヘ)。実はスヨンは現院長の姪で、前院長は父ですが亡くなってしまいます。スヨンは人命のためなら何でもするテスと一緒に働き、少しずつ医師としての考えが変わっていきます。尊敬するチェ教授とも実は過去の出来事で関連しています。
登場人物にそれぞれの過去の出来事があり、それが意外と絡み合っているストーリーでした。
![韓国ドラマ「胸部外科」あらすじ・感想]()
医療ドラマあるあるは「命か利益か」問題。ここでももちろんございます。笑
真ん中に座る院長(チョン・ボソク)、次期院長を狙い院長へのごますりが激しい室長やら胸部下科長(左:アン・ネサン)などなど。院長は病院の利益しか目が無くお金が稼げる命を優先する嫌な奴。実際問題病院運営となると利益も重要なんでしょうがね~。そこは医師からは感じたくないですよね。
![韓国ドラマ「胸部外科」あらすじ・感想]()
テスの中学校からの友達ナム・ウジン(イ・ジェウォン)。ウジンめっちゃいい奴なのです!テスのお母さんの看病も手伝ってあげるし、テスが困った時もちろん全力でヘルプに。ほんと優しくていい人。
ドラマの冒頭はテスが移植予定の心臓を盗む、というところから始まり初回からどうなるの?チェ教授の心が読めず、どっちなんだ?と気になりながら観れるのも面白かったです。
![韓国ドラマ「胸部外科」あらすじ・感想]()
テスは熱くなりすぎて上手く世を渡っていけないタイプ。でも想いがまっすぐで周りの人に影響を与えていきます。最終的には納得の終わり方でした。
手術シーンが多い&リアルなのでそこも見どころです。苦手な人は厳しいかも…
演出・脚本を大ヒットを記録した『被告人』の2人の再タッグ!「被告人」にオム・ギジュンさんも出ていたので息ぴったりだったでしょうね☆
ラブ要素のない医療ドラマとしてはおもしろかったです!
制作:2018年
演出:チョ・ヨングァン『ジキルとハイドに恋した私~Hyde, Jekyll, Me~』『被告人』
脚本:チェ・スジン『シティーハンター in Seoul』『被告人』
チェ・チャンファン『被告人』
出演
コ・ス:『グリーンローズ』『オクニョ 運命の女(ひと)』
オム・ギジュン:『ドリームハイ』『君の声が聞こえる』『被告人』
ソ・ジヘ:『星も月もあなたへ』『貴婦人』『愛の不時着』
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